分譲コンドミニアムとは?資産としての魅力を税理士が解説

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE

コロナ禍によって、「別荘」や「セカンドハウス」への関心が急上昇。環境の良いロケーションで気兼ねなく過ごすことができることが人気の理由ですが、そのようななか注目されているのが「分譲コンドミニアム」です。ほかの不動産にはない資産性が魅力のひとつだといいますが、資産形成をすすめるうえでどのような優位性があるのか、みていきましょう。

アルファガーデン宍道湖 資料請求受付中

そもそも「資産」とは何なのか?

「資産」はもともと会計学上の言葉で、「企業等の経済主体に帰属する用益潜在力で、貨幣額で合理的に評価できるもの」と定義されています。わかりやすくいうと、会社がもっている財産のことです。

 

資産は大きく3つに分けられます。

 

ひとつ目が「流動資産」。現金や預金、貸付金など、短期的に現金化できる資産のことを指します。現金や預金などの当座資産、商品や材料などの棚卸資産などが、流動資産に区分されます。

 

次に「固定資産」。会社が長期間にわたり保有するものや1年を超えて現金化・費用化されるものをいいます。土地や建物などの有形固定資産、借地権などカタチのない無形固定資産、株や有価証券などの投資その他資産などが含まれます。

 

そして「繰延資産」。会社または個人事業主が支出する費用のうち、その支出効果が1年以上に及ぶ資産のことです。会社設立のために必要な費用である創立費や、会社設立から実際に事業を開始するまでのあいだにかかった費用である開業費、新株発行や自己株式の処分のためにかかった株式交付費などがあります。

 

会計学から生まれた「資産」は、現金だけでなく、価値を算出できるすべての財産を指すときに使われるようになりました。個人として所有する資産は、大きく2つに分けられます。

 

まずは「金融資産」。現金を含め、「実体」を持たないけれど資産として評価額を換算することができ、現金化できる資産のことです。現金や預貯金や、株式、債券、投資信託、保険、商品券や小切手などが金融資産にあたります。

 

もうひとつが「実物資産」。金融資産の対となる言葉で、カタチがあり、それ自体に価値があるもののことを指します。金やプラチナなどの貴金属、土地やマンション、太陽光発電などの不動産、絵画や骨董品などの美術品など、その種類は多岐に渡ります。

資産としての「不動産」の魅力とは?

資産形成においてひとつの資産に偏るのはリスクが高く、「資産三分法」という考え方があります。これは資産を性質の異なる3つに分けてリスク分散を図るというもので、一般的に預貯金、有価証券、不動産の3つをバランスよく所有するのが望ましいとされています。

 

そのうち不動産は、自宅として所有するという方法のほか、運用資産として所有する方法があるでしょう。

 

そもそも実物資産である不動産には、金融資産に比べてインフレに強いというメリットがあります。また相続の際、預貯金などの金融資産は時価評価となりますが、不動産(土地)は路線価で評価され、実勢価格のおおむね80%程度になることから、税金対策になるメリットもあります。

 

さらに賃貸マンションなど、運用資産として活用するのなら、家賃収入が得られたり、私的年金や所得税対策としての活用できたりと、さまざまなメリットも。またローンを利用して不動産を取得しているのであれば団体信用生命保険に加入することが義務付けられているので、生命保険代わりに利用することもできます。

 

もちろんメリットがある一方で、リスクがあることも理解しておかなければなりません。不動産を所有すると、固定資産税のほか、保守費用等のコストがかかります。また市況によっては価値が下落するリスクもありますし、運用においては立地や環境などによって収益が大きく変わります。取引には専門知識が不可欠であることも忘れてはなりません。

余暇を楽しみ収益も得る「分譲コンドミニアム」

資産としてさまざまなメリットのある不動産ですが、自らが住んだり、余暇を過ごしたりと、「楽しむための資産」として活用できることも魅力のひとつです。

 

特にコロナ禍によって、より環境の良いところに身をおきたいというニーズが高まり、「別荘」や、自宅のほかに定期的に居住するための「セカンドハウス」への関心が高まりました。さらに最近注目を集めているのが「分譲コンドミニアム」です。

 

分譲コンドミニアムは、リゾート地で経営されている分譲ホテルのことで、海外ではメジャーな存在です。観光客に部屋を貸し出し、賃料のペイバックを得られるほか、自分たちも利用して楽しむことができます。

 

つまり分譲コンドミニアムは、娯楽と投資を同時に楽しめるスタイルであることが最大の特長。たとえば、沖縄が大好きでよく旅行で訪れるというなら、沖縄の分譲コンドミニアムを購入。訪れるたびに宿泊施設をどうするか心配する必要はなく、使わない時は貸し出して収益を得ることができます。

 

また基本的にホテルなので、管理は運営会社などに委託。運営の手間はまったくありません。また家賃滞納リスクなど、不動産投資のリスクとも無縁です。さらにホテルの稼働率と賃料ペイバックが連動しているタイプであれば、観光客の増減に収益は左右されますが、空室リスクという考え方自体ありません。

 

娯楽と投資が両立する分譲コンドミニアムですが、投資として考えるなら、まずはロケーションが重要。観光客にとって便利か、人気のエリアかなど、立地によって稼働率に差が出ます。また運営会社も重要。観光客にとって魅力的な運営がされているかによって、評価に大きな差が生じます。

 

ただ分譲コンドミニアムの場合、自身が使うことを最優先することが重要。お気に入りのロケーションかどうか、定期的に訪れたいと思う施設かどうか……自身の感覚を信じることがポイントです。

 

話を伺ったのは…
宮路幸人さん
多賀谷会計事務所 税理士、AFP。会計事務所における長い勤務経験・豊富な実務経験により、会計処理・税務処理及び経営や税務の相談など、様々な問題に対応。強みのある領域は不動産と相続関連。特に相続問題では、税金面だけでなく、家族が幸せになれるトータルな提案を重視している。宅地建物取引士、マンション管理士等の資格も保有。常にフットワークを軽く、お客様のニーズに応えるのがモットー。離島支援活動も積極的に行っている。

アルファステイツ与次郎シーサイドガーデン

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE