不動産投資に悩んだときの主な相談先とは?相談内容ごとに使い分けよう

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不動産投資を始めるとき、そして賃貸事業に取り組んでいる最中には、さまざまな悩みが出てくるもの。そういうときはひとりで悩まず、専門家に相談することをおすすめします。

そこで今回は、不動産投資について悩んだときに押さえておきたいポイントをまとめてご紹介します。相談するメリットや相談内容別に見るおすすめの相談先、信頼できる相談先かどうかを見極めるポイントなどをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ひとりで抱え込まないで!不動産投資について専門家に相談するメリット


まずは、不動産投資について専門家に相談するメリットを把握しましょう。

独学では得られない情報を収集できる

不動産投資に関する知識は、インターネットや書籍である程度習得できます。しかし、不動産投資を進める中で直面する悩みは、自分に合った運用や対策で解決しなければなりません。つまり、インターネットや書籍で得られる情報だけでは不十分な場合があるということです。

不動産投資の悩みを専門家に相談すれば、独学では得られない情報を収集できます。これは新たな学びや発見につながるため、抱えている悩みを効率よく解決できる可能性があります。

自分に合った運用と対策がしやすくなる

不動産投資の進め方にはさまざまなパターンがあり、その中から「自分に合ったパターン」を選ぶことは決して容易ではありません。とくに不動産投資に初めて挑戦する方の場合は、右も左も分からず、何からどうすれば良いのか悩むこともあるでしょう。

不動産投資について専門家に相談すれば、自分に合った運用方法についてアドバイスをもらえる場合があります。また、悩みが出てきた際は適切な対策法も教えてくれることもあるため、自分に合ったパターンで不動産投資に取り組めるでしょう。

万が一のとき素早く対応できる

不動産投資が必ずしも順調に進むとは限らず、時には思いがけないトラブルに遭遇することもあります。このとき、自ら対処するのが理想かつスムーズですが、不動産投資に初めて挑戦する方にはそれが難しく、右往左往してしまうこともあるでしょう。
このような状況で専門家に相談すれば、トラブルに対する的確な対処法をアドバイスしてもらえます。万が一の事態に素早く対応できるため、二次被害を防ぎやすくなるでしょう。

相談内容別にご紹介!不動産投資に悩んだときの相談先

不動産投資を進める中で直面する悩みはさまざまです。「この悩みは誰に(どこに)相談するのが良いのか」と悩まないために、以下でご紹介する相談内容別のおすすめの相談先を押さえましょう。

お金やローンについて相談したい場合

不動産投資のお金やローンについて悩んでいる場合は、ファイナンシャルプランナーまたは信託銀行に相談するのがおすすめです。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとは、税金や保険、貯蓄に関する幅広い知識を持ち、経済的な側面から将来の生活設計についてアドバイスをする専門家のことです。不動産投資のお金について相談することが可能で、例えば「初期費用にあてる資金がなかなか貯まらない」「不動産投資を行うにあたって発生する税金について知りたい」といった相談を持ちかけることができます。

ただし、ファイナンシャルプランナーはあくまでも「お金の専門家」であり、不動産投資に精通しているわけではありません。不動産にまつわる専門的な相談についてアドバイスを求めるのは困難なため、その点はあらかじめ理解しておきましょう。

信託銀行

信託銀行は、銀行業務に加えて「信託業務」と「併営業務」を行っている銀行のことです。具体的には三菱UFJ信託銀行やSMBC信託銀行、住友信託銀行などがあり、これらの信託銀行では不動産投資関連のコンサルティングを行っています。そのため、ローンを利用して不動産投資を始める方にとってベストな相談先となるでしょう。「今の状況でローンを組むことは可能か」などを相談できます。

なお、信託銀行によって知識の深さや考え方は異なります。そのため、自分との相性を踏まえた上で相談する信託銀行を選ぶと良いでしょう。

不動産投資の手続きや税金について相談したい場合

不動産投資の手続きや税金について悩んでいる場合は、行政書士または税理士に相談しましょう。

行政書士

行政書士とは、行政手続(法的書面の作成)の代行、そして行政手続に関する相談業務を担う専門家です。不動産投資では金融機関や売主・買主など、さまざまな人と契約を結びます。この際の手続きに不明点があれば行政書士に相談することで、迅速な解決およびスムーズな進行を実現できます。

昨今、不動産投資を得意分野とする行政書士事務所が増えているため、手続きについて悩みがある場合は積極的に相談してみると良いでしょう。

税理士

税理士とはその名のとおり、税金の専門家です。確定申告や節税対策に精通しているため、不動産投資に伴う確定申告、そして不動産取得税や登録免許税、固定資産税・都市計画税などの税金について深く相談できます。難易度が高い税金の計算についてもサポートしてもらえるため、初心者の方も安心して不動産投資に取り組めるでしょう。

物件選びや賃貸契約について相談したい場合

物件選びや賃貸契約について悩んでいる場合は、不動産会社または不動産コンサルタントに相談するのがおすすめです。

不動産会社

不動産会社は、不動産取引をメインに行う不動産の専門家です。不動産に関するさまざまな知識を持っているため、例えば「優良物件を選びたいが、そもそもどのような特徴があるのか分からない」といった相談ができます。専門家ならではの視点から優良物件の特徴を教えてもらえるでしょう。

また、物件の予算や条件が決まっている場合は、それらを提示することで希望に沿った物件を紹介してもらえることもあります。さらに、不動産会社はローンや賃貸契約など、総合的な不動産分野に特化しています。そのため、「賃貸契約の具体的な内容が知りたい」といった相談もしやすく、優良で相性の良い不動産会社であればそのまま契約を締結し、不動産投資をスタートさせられるでしょう。

不動産コンサルタント

不動産コンサルタントとは、不動産の調査・分析や取得、管理、投資などを通して、不動産市場の相場観や不動産にまつわるリスクを客観的にアドバイスする専門家です。そのため、購入予定の物件がある場合は、例えば「その物件のポテンシャルはどうか」を相談・確認することができます。

また、すでに保有している物件がある場合は「収益性を最大限に高めるにはどうすれば良いか」を相談でき、的確なアドバイスをもらえるでしょう。

不動産投資全般について相談したい場合

不動産投資の悩みが多くジャンルを絞れない場合は、不動産投資経験者に相談すると良いでしょう。

不動産投資経験者

不動産投資経験者に相談した場合、その他の専門家からはなかなか聞けない「失敗談を交えたアドバイス」をもらえることがあります。実体験をもとにしたリアルな意見は、不動産投資を成功させるための重要な鍵となる可能性があるため、相談先として非常に有効といえるでしょう。

基本的には、知り合いの不動産投資経験者に相談するのがベストですが、中には周りに該当する人物がいない人もいるかもしれません。その場合は、オーナーコミュニティを利用するのも一案です。

なお、注意点として不動産投資経験者は必ずしも知識が豊富とは限りません。また、不動産投資経験者のアドバイスが絶対とも限らず、経済や生活の状況によっては同じ選択でミスをする可能性もあります。そのため、あくまでも「ひとつの選択肢」として参考にするようにしましょう。

スムーズな相談のために必須!事前に準備すべき2つのこと

不動産投資に関する悩みを専門家に相談する際は、以下の2つの準備を済ませておきましょう。

不動産投資の目的を明確にする

不動産投資を行うか否かで悩んでいる場合は、まず「なぜ不動産投資を行おうと考えているのか」という目的を明確にすることが大切です。なぜなら、相談を受ける専門家にとって不動産投資の目的はアドバイスする上で役立つ重要な情報だからです。これは言い換えれば、目的を明確にして専門家に共有しなければ、求めているアドバイスをもらえない可能性があるということ。こうした事態を防ぐためにも、相談する前に必ず不動産投資の目的を明確にしましょう。

なお、不動産投資を進める中で生まれた悩みを相談する際にも、目的の明確化が重要なポイントとなります。目的とあわせて、不動産投資で達成したい目標や自分の価値観を専門家に共有し、自分に合ったアドバイスをもらいましょう。

公的な書類を用意する

不動産投資について相談する際、専門家から経済状況を把握できる資料の提出を求められることがあります。とくに、不動産投資を行う上で発生するお金やローン、税金について相談する際は必要になるケースが多いでしょう。そのため、事前に「源泉徴収票(自営業の方の場合は確定申告書)」や「融資返済予定表」「収支表(他に投資を行っている方の場合)」を準備しておくことが大切です。

押さえておこう!信頼できる相談先かどうかを見極めるポイント

上述のとおり、不動産投資の相談先はさまざまです。悩みに応じて相談先を決めることも重要ですが、信頼できるかどうかを見極めることも大切です。そこで以下にて、信頼できる相談先かどうかを見極めるポイントをご紹介します。

ある程度の業歴か

まずは、どれくらいの業歴かを確認しましょう。創業から10年以上などと業歴が長い相談先の場合、顧客からの信頼が厚い上に金融機関から高い評価を得ていると判断できます。不誠実な対応をされるとは考えづらいため、安心して相談できるでしょう。
反対に業歴が浅い場合、相談を受ける経験が少なく顧客からの信頼が積み上がっていない可能性があります。

業歴が浅い企業すべてがそうとは限りませんが、悪徳業者の可能性もゼロではないため、なるべく業績が長い相談先を選ぶと良いでしょう。

相談実績は豊富か

これまでの相談実績も、信頼できる相談先かどうかを見極めるポイントのひとつです。実績が多い場合、それは顧客からの評判が良いということです。自分が抱える不動産投資の悩みもスムーズかつ的確に解決してくれる可能性が高いため、安心して相談できるでしょう。

なお、相談実績は主にホームページで確認できます。もし相談実績の記載がない場合は、口コミやお客さまの声が掲載されているかを確認してください。これらが掲載されており、かつ好評の書き込みが多ければ、信頼できる相談先と判断できるでしょう。

希望に合ったプランを提案してくれるか

不動産投資について相談した際、投資家の目的や目標を考慮せず、一方的なアドバイスをするような相談先はあまり良くありません。例えば、経済面に余裕がないと伝えているのにもかかわらず、高予算の計画を強く勧めてくるケースなどがあり、これでは自分に合った不動産投資ができなくなってしまいます。

そのため、不動産投資の相談先を選ぶ際は軽く相談を持ちかけてみて、自分に寄り添ったプランやアドバイスをしてくれるかどうかを必ず確認するようにしましょう。

契約を急かそうとしないか

「今すぐに契約しないと物件の価値が下がります」「不動産投資を始めるなら今しかありません」などと、契約を急かそうとする相談先は信頼性が低いといえるでしょう。投資家の目的や目標を踏まえたアドバイスをしないどころか、自分たちの利益しか考えていない可能性があります。最悪の場合、悪徳業者の恐れもあるため、商談や相談の場からなかなか解放してくれないなど、契約を急かすような素振りが見られたら相談先として選ぶのは避けるようにしましょう。

デメリットやリスクも伝えてくれるか

不動産投資の相談に対して「問題ない」「何のリスクもない」などと肯定的なアドバイスしかしない相談先には要注意です。不動産投資には多少のデメリットやリスクがあるため、それをしっかり説明してくれない場合、相談先としての信頼性は低いといえます。

また、前提として「簡単に儲かる」「確実に不労所得を実現できる」などの謳い文句をキャッチコピーにしている相談先にも注意が必要です。相談に真摯に向き合ってくれない可能性があるため、すぐに相談を持ちかけるのは避け、まずは実績や評判を確認するようにしましょう。

不動産投資で賃貸事業を開始!その最中に悩んだときの相談先

不動産投資をスタートさせ賃貸事業を始めたら、空室や入居トラブルなどが生じることもあります。以下では、その際に適した相談先を3つご紹介します。

仲介会社

「賃貸事業を始めたものの空室がなかなか埋まらない」という場合は、仲介会社に相談してみましょう。広告宣伝費(AD)を支払うことで集客をサポートしてくれます。

また、仲介会社は不動産市場の需要と供給のバランス、そして顧客の賃貸ニーズを正確に把握しています。そのデータをもとに、空室が続いている原因や家賃設定についてアドバイスしてくれることもあるため、一度相談すればその後は空室に悩みづらくなるでしょう。

管理会社

「水(お湯)が出ない」「水漏れが発生している」「ドアがきちんと閉まらない」など、入居時にトラブルが発生した際は、管理会社に相談しましょう。

管理会社に頼るには、あらかじめ費用を支払って管理を委託する必要がありますが、その分上述したようなトラブルが起きた際には迅速に応急処置、または業者手配をしてくれます。中には、仲介と管理の両方を担っている会社もあるので、いざというときに備えてシステムを確認しておきましょう。

リフォーム会社

入居者の入退去時の原状回復工事、または建物や設備の経年変化に伴う修繕については、リフォーム会社に相談しましょう。リフォーム会社といっても、総合的な対応を請け負っている会社もあれば、ひとつの工事を専門としている会社もあります。例えば、複数の工事が必要な場合は前者のリフォーム会社に相談し、効率よく対応してもらうのがおすすめです。

まとめ

不動産投資を始めるかどうかに悩んだり、不動産投資をスタートさせ賃貸事業に取り組む中で疑問が出てきたりしたときは、ひとりでどうにかしようとせず専門家に相談するのがおすすめです。独学では得られない情報を収集できるため、自分に合った最善の解決先を導き出せるでしょう。

穴吹興産株式会社も、不動産投資に悩む方々を専門知識をもとにサポートしております。悩んでいることや分からないことがある場合は、どうぞお気軽にお問い合わせください

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