沖縄でリゾート投資に挑戦!メリット・デメリットとポイントを押さえよう

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日本有数の観光地である「沖縄」は、リゾート投資におすすめの地域です。

そこで今回は、リゾート投資の概要とともに、沖縄でリゾート投資を行うメリット・デメリット、ポイントについて解説します。あわせて、リゾート投資におすすめの沖縄のエリアもご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。

リゾート投資とは?まずは概要を押さえよう

リゾート投資とは、別荘を購入し、それを宿泊施設として貸し出すことで収益を得る投資のことです。一般的に別荘は、日常生活を過ごすための住居ではなく「保養のために利用する住居」といわれています。普段使いすることは少ないため、リゾート投資として他者に貸し出すことで、自らが使っていない間も無駄なく活用することが可能です。

別荘を所有するにあたって最初からリゾート投資を視野に入れている場合は、「観光客に人気のエリアにある別荘」を購入するケースが多い傾向にあります。具体的には、沖縄がその一例です。そうしたエリアで別荘を所有することで、観光シーズンに満足な収益を得やすくなります。

比較的始めやすい!沖縄でリゾート投資をする4つのメリット


沖縄でリゾート投資を行うことには、以下の4つのメリットがあります。

1.マンションの価格相場が安い

沖縄は他の都道府県に比べて、マンションの価格相場が安いといわれています。

沖​​縄県 東京都 京都府
価格相場 39.4万円/平方メートル 89.5万円/平方メートル 44.4万円/平方メートル
平均専有面積 67.1平方メートル 45.6平方メートル 53.9平方メートル

参照:沖縄県 中古マンションの価格相場|ウチノカチ
東京都 中古マンションの価格相場|ウチノカチ
京都府 中古マンションの価格相場|ウチノカチ

実際に、不動産や土地の相場を調べられるWebサービス「ウチノカチ」で確認したところ、日本を代表する観光地である「東京都」「京都府」よりもマンションの価格相場が低いことが分かりました。その一方で、平均専有面積は沖縄が最も大きい結果となっています。
この点から、沖縄でのリゾート投資には「比較的少ない投資額で広いマンションを購入できる」というメリットがあるといえます。

2.観光需要が見込める

沖縄は、日本を代表する観光地といっても過言ではありません。2020年から流行し始めた新型コロナウイルス感染症(以下 コロナ)の影響で一時は観光客数が低迷しましたが、2022年現在、その状況は回復し始めています。そのため、沖縄で行うリゾート投資では観光需要が期待でき、観光シーズンには安定的に収益を得られる可能性が高いと考えられます。

参照:令和3年(暦年)沖縄県入域観光客統計概況|文化観光スポーツ部 観光政策課
沖縄の入域観光客数、7月は60万7800人 前年同月比2.4倍 増加数は3カ月連続過去最多 外国人客は2年4カ月連続でゼロ|琉球新報

3.地価が上昇傾向にある

国土交通省が行った「令和2年都道府県地価調査」によると、沖縄の対前年平均変動率(住宅地)は+4.0%です。その一方で他の都道府県はマイナスであることが多く、プラスの地域でも0.1〜0.8%の変動率なので、沖縄の地価は他の都道府県に比べて上昇傾向にあると判断できます。
この特徴は、リゾート投資において「不動産を売却した場合に満足な利益を得やすくなる」というメリットにつながります。

参照:令和2年都道府県地価調査|国土交通省

4.ステータスを手に入れられる

沖縄でリゾート投資を行った場合、収益の他に「沖縄にある別荘のオーナー」というステータスを手に入れられます。例えば、ゴールデンウィークや年末年始といった長期休暇の際には、自ら別荘でのんびり過ごすことができ、“不動産を所有する楽しさ”を満喫することができます。
一般的な不動産投資では、オーナー自身が不動産を使用することをあまり想定していないため、このステータスは沖縄を舞台にしたリゾート投資ならではといえるでしょう。

対策すれば緩和できる!沖縄でリゾート投資をする3つのデメリット

沖縄でリゾート投資を行うことにはメリットがある一方で、デメリットもあります。

1.すぐに現地へ行くことができない

沖縄以外の都道府県にお住まいの方が沖縄に別荘を所有する場合、現地へ行くのにかなりの時間を要します。基本的に飛行機移動になるので、もし別荘を貸し出しているときに何らかのトラブルが起こったとしても、すぐに現地へ出向いて対応することはできません。
そのため、沖縄でリゾート投資を行う場合は、別荘の管理・運営を現地の管理会社に一任するのがおすすめです。そうすれば、万が一トラブルが起きてもオーナー代理として対応してもらえます。

2.台風の影響を受けやすい

沖縄は、他の都道府県に比べて台風の影響を受けやすい地域です。万が一台風が接近・上陸した場合、強烈な雨風によって別荘が損害を被る可能性があります。
そのため、沖縄でリゾート投資をする場合は、自分でできる台風対策を万全に行うことが大切です。例えば、風によって飛ばされる可能性があるものは、室内に入れておくようにしましょう。この他、いつ来るか分からない台風に備えて、現地の管理会社に管理・運営を任せるのも一案です。

3.需要が低迷する可能性がある

コロナによって沖縄の観光・リゾート需要が低下したように、今後似たようなケースになる可能性はゼロではなく、そうなると別荘の宿泊施設としての需要も低迷することが考えられます。
そのため、沖縄でリゾート投資を行う場合は、不動産の売却も視野に入れておくことが大切です。需要がない中、投資を続けていても満足な収益を得ることはできません。いざというときは売却を決断し、収支がマイナスになるのを防ぎましょう。

あわせて要チェック!沖縄でリゾート投資をする際のポイント

沖縄でリゾート投資を行う際は、以下のポイントを押さえておくことも大切です。

リノベーションの可能性を考慮しておく

沖縄の不動産の多くは鉄筋コンクリート構造なので、丈夫で耐用年数が長いのが特徴です。しかし、それでも経年変化は避けられず、築年数を重ねるほど耐用性が低くなります。この場合、リゾート投資を行っても借り手が見つからず、満足な収益を得られません。
そのため、沖縄で別荘を購入する際は、リノベーションを行う可能性を考慮することが大切です。実施時期や費用などを想定しておくことで、後々慌てずに済みます。

別荘を購入するタイミングは慎重に決める

沖縄で別荘を購入するタイミングは、秋から冬にかけてがおすすめです。
例えば、春先には卒業式や入学式があるため、卒業旅行で沖縄を訪れる観光客が増えることが見込まれます。また、5月にはゴールデンウィークがあり、このタイミングにも観光・リゾート需要が高まる可能性があります。そのため、春になる前に別荘を購入しておくと、リゾート投資を軌道に乗せやすくなるでしょう。

ぜひご参考に!リゾート投資におすすめの沖縄のエリア


最後に、リゾート投資におすすめの沖縄のエリアを2つご紹介します。

北谷町

北谷町(ちゃたんちょう)は、異国情緒ただようリゾートタウンです。まるで海外にいるかのような雰囲気の中、ショッピングや食事を楽しむことができます。
国道58号線が通っているため那覇市からアクセスしやすい上に、スーパーをはじめとする生活必需品を購入できる場所も多く点在しているため、このエリアで別荘を所有すれば宿泊施設として安定的な需要を得られるでしょう。

恩納村

恩納村(おんなそん)は、東シナ海に面したエリアです。海岸線には大型のリゾートホテルが立ち並び、万座毛(まんざもう)や青の洞窟などの観光スポットも多数点在していることから、観光地として人気を博しています。
ホテルが多い分、別荘ならではの「自分たちだけのプライベートな空間」は、重宝されやすいといえます。そのため、恩納村で別荘を宿泊施設として貸し出せば、観光シーズンには満足な利益を得られるでしょう。

名護市

名護市(なごし)は、沖縄県北部を代表するエリアです。海と亜熱帯気候ならではの植物に囲まれているため、“自然を感じられる別荘”をお望みの方にとくにおすすめです。
「ナゴパイナップルパーク」や「ブセナ海中公園」「オリオンハッピーパーク」など、多種多様な観光スポットが点在しているため、観光シーズンには安定した需要が期待できるでしょう。

まとめ

別荘を購入し、それを宿泊施設として貸し出すことで収益を得る「リゾート投資」。その舞台に沖縄を選べば、安定的な観光需要が見込まれる他、不動産を売却した際には利益を得やすくなります。
そのため、もし「どこでリゾート投資を始めよう?」とお悩みであれば、ぜひ沖縄に目を向けてみてください。

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