リゾートマンション・民泊に投資!それぞれのメリット・デメリットと費用・ポイントを解説

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不動産投資に興味はあっても、その種類の多さにどれに着手しようか迷っている方もいるでしょう。

そこで今回は、リゾートマンション投資と民泊投資、それぞれのメリット・デメリットと費用の目安、実施時のポイントについて解説します。「どの不動産投資に挑戦しようか」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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リゾートマンション投資に挑戦!あらかじめ知っておきたい3つのこと


リゾートマンション投資とは、リゾート地に建てられたマンションを購入し、賃貸として貸し出すことで家賃収入を得る不動産投資です。リゾートマンションと一言でいってもその価格はさまざまで、中には一室100万円を切るような物件もあります。

1.リゾートマンション投資のメリット・デメリット

リゾートマンション投資には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

リゾートマンション投資のメリットには、まず「中古なら購入価格が比較的安い」という点が挙げられます。リゾートマンションの多くは1980年代後半から1990年初期のバブル期に建てられましたが、バブルの崩壊とともに需要が低迷し急速に値崩れを起こしました。そのため、中古のリゾートマンションはその影響を受け、購入価格が安い傾向にあります。

この他、メリットには「共用施設が充実している物件が多い」という点もあります。具体的には、プールやトレーニングジム、温泉などの共用施設を完備していることが多いのです。そのため、より豊かで充実した暮らしを送ることができるでしょう。

デメリット

リゾートマンション投資のデメリットには、「ニーズの変動が著しい」という点が挙げられます。
例えば、投資したリゾートマンションの立地が夏季だけのスポット人気のエリアだった場合、夏の時期の入居者は見込めても、それ以外の時期は空室が続く可能性があります。また、そもそも確実に入居者を確保できるとは限りません。そのため、リゾートマンション投資において安定的な運営を実現するのは困難と考えられます。

この他、デメリットには「購入価格以外の経費がかさみやすい」という点もあります。中古のリゾートマンションの場合は修繕が必要になりますし、共用施設が充実している場合はその維持管理費も必須です。そのため、一般的なマンションに比べて経費が大きくなりやすいと考えられます。

2.リゾートマンション投資にかかる費用の目安

リゾートマンション投資を行うにあたって発生する費用は「物件購入費」と「諸費用」の2つです。全費用を100%としたら、物件購入費が80〜90%、諸費用が10〜20%を占めます。

諸費用には、主に以下の項目が挙げられます。金額はあくまでも目安ですが、自らの年収や貯蓄額と照らし合わせておくと、投資に問題なく挑戦できるか否かを判断しやすくなるでしょう。

  • 登記費用:約10〜20万円
  • 印紙税:契約金額が1,000万円を超え5,000万円以下の場合は「2万円」
  •     契約金額が5,000万円を超え1億円以下の場合は「6万円」
  • 仲介手数料:最高額で「物件の購入価格の3%+6万円」
  • ローン費用:約50万円

 

参照:No.7140 印紙税額の一覧表(その1)第1号文書から第4号文書まで|国税庁

3.リゾートマンション投資を行う際のポイント

リゾートマンション投資を行う際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

売却しやすい物件を選ぶ

リゾートマンションを購入する際は「売却しやすい物件」を選ぶことが大切です。なぜなら、リゾートマンションをいつまでも所有し続けるとは限らないからです。
売却しやすい物件には、例えば「リゾート施設が近くにある物件」「交通面が整っている物件」などがあります。これらは高い需要が見込まれるため、十分な売却益が期待できるでしょう。

維持管理が適切に行われている物件を選ぶ

リゾートマンションのそのものの維持管理は、投資家ではなくマンションの管理組合が行います。自分の手が行き届かない範囲で後悔しないためにも、管理組合の修繕計画書に目を通し、その内容どおりに修繕されているかを必ず確認するようにしましょう。

中長期的な見通しを立てる

リゾートマンション投資を行えば、必ず満足な利益を得られるとは限りません。空室が続く可能性もありますし、異常気象によって運営が困難になることも十分に考えられます。
そのため、目先の利益だけに捉われず、中長期的な見通しを立てることも大切なポイントです。

民泊投資にチャレンジ!あらかじめ知っておきたい3つのこと


民泊投資とは、アパートやマンションの空室、または一戸建てを購入し、民泊施設として貸し出すことで収益を得る不動産投資です。観光振興や空き家対策の一環として注目されていることから、数ある不動産投資の中でも高利回りを実現しやすいといわれています。

1.民泊投資のメリット・デメリット

民泊投資には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

民泊投資のメリットには、まず「比較的収益が高い」という点が挙げられます。上述のとおり、民泊投資は高利回りを実現しやすいため、入居者が多いほど満足な収益を得ることが可能です。

この他、メリットには「現状回復費をはじめとする諸費用が発生しづらい」という点もあります。その理由は、民泊だと数日しか宿泊しないケースが多いからです。一般的な賃貸物件に比べて、住むことによる損傷が少なく劣化も遅いため、それらを回復する費用は発生しづらいといえます。

デメリット

民泊投資のデメリットには、「準備・手続きがすぐに終わらない」という点が挙げられます。民泊を始める場合、物件の所在地を管轄する都道府県知事に届け出たり、家具・家電を用意したりと、さまざまな準備が必要になります。そのため、営業を始めるまでに最短でも2か月程度はかかるといわれています。

この他、デメリットには「ゲストとのやり取りが必須」という点があります。基本的に民泊の場合は、予約の受付や確認、鍵の受け渡しといったゲストとのやり取りを自ら行います。そのため、本業の傍ら民泊投資を行う場合は、煩雑さを感じることもあるかもしれません。

2.民泊投資にかかる費用の目安

民泊投資を行うにあたって発生する費用の目安は、以下のとおりです。新たに物件を購入する場合・空き室を活用する場合と状況に応じて費用は変わるため、あくまでも参考程度にご確認ください。

  • 物件の賃貸費用:【初期費用】約50〜100万円、【賃料/月】約10〜20万円
  • 設備・家具の購入費用:約30〜80万円
  • 民泊届け出にかかる費用:【自分で行う】数千円、【行政書士に依頼】約30万円

3.民泊投資を行う際のポイント

民泊投資を行う際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

民泊に適した物件を選ぶ

民泊の宿泊客は、主に観光客です。そのため民泊投資を行う際は、なるべく駅や観光地の近くにある物件を選ぶのが望ましいといえます。
例えば、近くに駅があると民泊施設から各観光地まで楽に移動できます。この点は、宿泊客にとって大きなメリットとなるため、民泊施設の稼働率の上昇が期待できるでしょう。

トラブル対策をしておく

民泊投資におけるトラブルには、例えば「宿泊客が深夜まで大声で騒ぎ、近隣住民から苦情が来た」などがあります。こうしたトラブルを避けるためには、あらかじめ対策をとっておく必要があります。具体的には、宿泊客に宿泊ルールを伝える、苦情には迅速かつ丁寧に対応することが大切です。

収支のシミュレーションを行う

民泊投資を行う際は、収支のシミュレーションを行うことも重要です。「この物件・運用方法で満足な収益を得られるか」を事前に確かめることで、民泊投資を成功させられるかどうかを判断しやすくなります。

まとめ

不動産投資の種類の中でも、今回はリゾートマンション投資と民泊投資にフォーカスしました。それぞれでメリット・デメリットはもちろん、費用の目安、実施時のポイントも異なるので、自分に合った不動産投資はどれかをよく考えてみてください。

アルファステイツ与次郎シーサイドガーデン

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