「別荘は買うな」ってホント?その真相と意外と知らない別荘購入のメリットを解説

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「別荘は買うな」という意見を耳にして、別荘の購入を悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、別荘の特徴・種類をはじめ、「別荘は買うな」といわれる理由、別荘購入の失敗パターン、別荘のメリットなどについてご紹介します。あわせて、別荘を買わない場合の選択肢としてコンドミニアムについても解説しています。ぜひご覧ください。

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そもそも別荘とは?特徴・種類を知ろう

別荘とは、普段過ごしている住居とは別に「保養を目的として所有する住居」のことです。避暑や避寒のため、そして長期休暇にリフレッシュするために利用するケースが一般的です。

別荘の種類には、主に「一戸建て」と「リゾートマンション」の2つがあります。

一戸建ての別荘は緑豊かな地域や海沿いに建てられる傾向があるため、周辺環境にマッチするよう木造建築であることが多くなっています。また、その立地から周辺に他の建物や別荘がないプライベートな空間となることも珍しくありません。そのため、誰にも邪魔されずゆっくり過ごせます。

一方でリゾートマンションは、その名のとおりリゾートらしさを存分に感じられるのが特徴です。非日常的な内装だったり、プールや温泉、ラウンジなど特別感のある設備が整っていたりと、一般的なマンション以上に豪華な一面があります。そのため、手軽にリゾートライフを楽しめるでしょう。

「別荘は買うな」の真相とは?主な7つの理由を解説

別荘があれば、「疲れが溜まってきたからリフレッシュしたい」「プライベートな空間でゆっくり過ごしたい」と思ったタイミングですぐに保養ができます。ホテルや旅館を予約したり宿泊費がかかったりすることがないため、手間を省ける上に費用も抑えられるでしょう。

しかし、こうした魅力がある一方で巷では「別荘は買うな」という声もあがっています。
では、なぜ「別荘は買うな」といわれているのでしょうか。考えられる7つの理由を解説します。

1.物件購入費とは別に初期費用・維持費がかかるから

別荘を所有する場合、物件購入費とは別に初期費用・維持費がかかります。例えば、初期費用には不動産取得税や印紙税、登記費用などがあり、維持費には管理費や水道光熱費、通信費、火災保険料などが挙げられます。

上述のとおり、別荘は「普段過ごしている住居とは別に『保養を目的として所有する住居』」です。そのため、常日頃から利用するわけではなく、必要に応じて利用するのが一般的です。

しかし、物件購入費と初期費用はともかく、維持費は別荘を利用していない間も発生します。そのため、利用頻度が低くてもそれに関係なく支出の負担が大きくなってしまうのです。このように、維持費によってランニングコストがかさむことから、「別荘は買うな」といわれていると考えられます。

2.税金が発生するから

別荘を所有すると、不動産取得税や固定資産税、住民税、印紙税などの税金がかかります。

中には「軽減措置を受けられる」と認識している方もいるかもしれませんが、別荘は贅沢品とみなされるため税金が軽減されることはありません。つまり、指定の税金を全額納める必要があるのです。

上述した維持費と同じく、税金の支払いは支出の負担を大きくする要因のひとつです。そのため、これが理由となり「別荘は買うな」という意見につながっていると考えられます。

3.住宅ローンを使えないから

別荘を購入する上で住宅ローンを使用することはできません。なぜなら、住宅ローンは「契約者が対象の住居で日常的に生活すること」を条件としたサービスだからです。

繰り返しになりますが、別荘はあくまで保養を目的とした住居であり、日常的に住むわけではありません。そのため、別荘は住宅ローンの利用条件から外れてしまうのです。別荘を購入するにあたって融資を受けたい場合、セカンドハウスローンであれば利用することができます。

ただし、住宅ローンよりも審査が厳しめで、金利も高めに設定されています。つまり、そもそも審査に通らない可能性がある上に、返済額も大きくなりやすいのです。この点から、上述した2つの理由と同じく支出の負担を考慮し、「別荘は買うな」といわれていると考えられます。

4.管理に手間がかかるから

別荘を購入した場合、建物を点検したり庭を掃除したりと定期的に管理する必要があります。仮に「水漏れが発生している」「伸び切った雑草で玄関が覆われている」「虫が大量発生している」という状況だと、別荘を利用することができないからです。

自ら管理するのが難しい場合は、管理業務を業者に委託することも可能ですが、その場合は別途費用を支払わなければなりません。

このように、自ら管理するという手間がかかる上に、業者に委託するにしても費用が発生することから、「別荘は買うな」といわれている可能性もあるでしょう。

5.想定よりも利用頻度が少ないから

別荘を購入する際に「月に1回は必ず利用する」「大型連休は別荘で過ごす」といった利用計画を立てる方は少なくありません。購入してすぐは別荘に対する気持ちが強いため、計画に沿って利用できるでしょう。しかし、しばらく経つと熱が冷めて利用頻度が下がることがあります。

また、利用計画を立てないまま別荘を購入した場合は、「今住んでいる家から遠いけど何度か利用するだろう」と考えつつも結局利用しない、というケースも珍しくありません。

このように、思ってる以上に利用頻度が少なくなることがある点も、「別荘は買うな」といわれている理由のひとつと考えられます。

6.別荘地の衰退で利用しづらくなるケースがあるから

上述したように自らの都合によって別荘の利用頻度が少なくなるケースもあれば、別荘地の衰退によって利用することが減るケースもあります。

そもそも別荘は、郊外に建てられることがほとんどです。郊外は人口が少ない傾向があるため、スーパーや飲食店の数が少なく、電車の路線が通っていなかったりバスの本数が少なかったりすることもあります。人口がさらに減少すると、こうした状況がより深刻化していくでしょう。

そのため、郊外にある別荘を購入した場合、思い描いていた生活を送るのが難しくなり、利用頻度が少なくなることがあるのです。「別荘地は衰退しない」とは言い切れず、場合によっては周辺環境の変化で利用しづらくなることもあるため、これが理由で「別荘は買うな」という意見につながっている可能性もあります。

7.必ずしも売却できるとは限らないから

「利用しなくなったら売却すれば良い」という考えのもと別荘を購入する方もいますが、必ずしも売却できるとは限りません。なぜなら、別荘地の価値が下がったり建物が劣化したりして、そもそも売却できる状態ではなくなる可能性もあるからです。

また、別荘によっては維持費が高く、売却しても満足な収入を得られない、もしくは結果的に収支がマイナスになることもあります。こうした売却時のリスクを考慮し、「別荘は買うな」という声があがっていることも考えられます。

別荘の購入で失敗するパターンも!よくある例をご紹介

「別荘は買うな」といわれる理由には、別荘の購入で失敗するケースもあるという事実も関係しています。具体的には、以下のようなパターンが挙げられます。

明確な目的がないまま別荘を購入し後悔する

「あると便利そうだから」「何となく」など、別荘を所有する目的がないまま購入してしまった場合、後悔してしまう可能性があります。なぜなら、目的がないことは利用頻度の減少につながるからです。あまり利用しないのにもかかわらず維持費を支払い続けなければならないため、「何で買ってしまったんだ」と後悔することがあるのです。

資金計画を立てないまま別荘を購入し後悔する

資金計画を立てないまま別荘を購入した場合、維持費の支払いができなくなる可能性があります。また、別荘を購入するにあたってローンを組んだ場合は、その返済もできなくなるかもしれません。
このような状況になると、別荘を手放す選択を取らなければならなくなり、結果として「なぜ別荘を買ってしまったのか」と後悔することがあります。

別荘ならではのメリットもある!あわせて押さえておこう

「買わないほうが良い」「後悔することもある」など、デメリットが多い印象の別荘ですが、もちろんメリットもあります。以下で、代表的なメリットを3つご紹介します。

1.非日常的なプライベート空間で気分転換できる

繰り返しになりますが、別荘(とくに一戸建て)は緑豊かな地域や海沿いに建てられることが多いのが特徴です。そのため、別荘を購入すれば都会の喧騒から離れた「非日常的なプライベート空間」を確保でき、そこで過ごすことによって心身ともにリフレッシュすることができます。

また、別荘があれば「気分転換がしたい」と思い立ったときすぐに行動に移せます。そのタイミングが長期休暇と重なっていたとしても、別荘なら予約の必要もありませんし、満室を心配することもないので、気軽に気分転換することが可能です。

2.災害時に避難場所として利用できる

別荘は一般的に、避暑や避寒のため、または長期休暇にリフレッシュするために利用することが多くなっています。しかし、それ以外にも例えば「災害時の避難場所」として利用することが可能です。

災害発生時に落ち着いて避難先を探すのは極めて困難であり、ときには見つからないこともあるでしょう。この場合、命の危険にさらされる可能性もゼロではありません。

その点、別荘があれば災害発生時にすぐ避難できるため、身の安全を確保することが可能です。また、家族だけで過ごせるため小さな子どもやお年寄りのストレスも軽減できるでしょう。さらに、公共の避難場所には連れて行きづらいペットも、別荘であれば一緒に避難できます。

3.他者に貸し出せば収益を得られる

「別荘は買うな」といわれる最大の理由は、維持費によってランニングコストがかさむからです。別荘を利用していない間も維持費は発生するため、その点がネックになっていると考えられます。

しかし、別荘は自分で利用するだけでなく、他社に貸し出すことも可能です。この場合、別荘を利用しない期間を最小限にできる上に宿泊費(収益)を得られるため、維持費による負担を軽減することができます。つまり、別荘購入・所有のネックを解消することができるのです。

宿泊費の設定や稼働率によって得られる収益は変わってきますが、うまくいけば月に100万円を超えるほどの収入を得られる場合もあります。そうなれば手持ちの資金が増えるので、例えば別荘の管理を業者に委託する余裕ができる他、税金の納入やローンの返済もスムーズに行えます。

別荘は買わない!その場合はコンドミニアムがおすすめ

別荘のデメリット・メリット、それぞれを理解した上で「別荘は買わない」という選択をした場合は、コンドミニアムに目を向けてみるのも一案です。

コンドミニアムとは?

コンドミニアムとは、キッチンが備わっていたり冷蔵庫や洗濯機などの家電が揃っていたりと、生活するための設備が整った宿泊施設のことです。ホテルよりも普段過ごしている住居に近く、生活用品さえ持参すれば身ひとつで問題なく生活できるのが特徴です。

コンドミニアムがおすすめの理由

別荘の代わりにコンドミニアムをおすすめする理由には、主に以下の2つがあります。

他者に貸し出せば収益を得られるから

コンドミニアムは、別荘と同じく保養を目的として利用できるのはもちろん、宿泊施設として他者に貸し出すことも可能です。この場合、宿泊費を得られるため臨時収入を確保できます。

例えば、観光地にあるコンドミニアムを購入した場合は、夏休みや冬休み、ゴールデンウィークなどに宿泊需要が高まり、安定的に収入を得られる可能性があります。

また、コンドミニアムの利用者は主に「中期・長期にわたって宿泊したいと考えている方」「ファミリーまたはグループで宿泊したい方」なので、そうした方々のニーズを踏まえて物件選びを行えば、宿泊施設としての運用を軌道に乗せられるでしょう。

維持・管理や修繕を運営会社に任せられるから

コンドミニアムの場合、所有する部屋の維持・管理、そして家具・備品の修繕などを運営会社に一任できます。別荘の場合は、基本的に購入者が自ら維持・管理しなければならないため、この点は大きな違いといえるでしょう。

維持・管理は想像以上に大変です。例えば、コンドミニアムを宿泊施設として他者に貸し出す場合は、こまめに清掃やメンテナンスを行わなければなりません。自分だけで利用する場合はともかく、他者が利用する場合は清潔にする必要があるからです。

この作業を運営会社に任せれば、仮に仕事で忙しくてもコンドミニアムを常にきれいな状態で維持できるため、宿泊施設として人気を得やすくなる他、自分で利用する場合も気持ち良く過ごせます。

おすすめのコンドミニアム

コンドミニアムは日本各地にありますが、もし「沖縄にあるコンドミニアムを購入したい」という場合は、「アルファテラス恩納ヒルズ」がおすすめです。アルファテラス恩納ヒルズは、ヴィラタイプの分譲コンドミニアム物件です。全室オーシャンビューでテラス付きスイートルームもあるため、特別感を存分に得られます。

部屋は全2種類となっており、ジャグジー付きのテラスで優雅なリラクゼーションタイムを楽しめる「TYPE I」と、ナチュラルカラーを基調とした上品な空間で至福のひとときを過ごせる「TYPE II」から選ぶことができます。どちらも広々とした空間なので、家族で利用するのはもちろん、宿泊施設として運用するのもおすすめです。

気になる方は、ぜひオンライン相談をご利用ください。

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まとめ

「別荘は買うな」という言葉の真意には、別荘が持つ「初期費用・維持費がかかる」「住宅ローンを使えない」「想定よりも利用頻度が少ない」などのデメリットが関係しています。ただし、別荘を購入することにはメリットもあるため、その内容もきちんと理解することが大切です。

別荘を購入するか否かお悩みの方は、メリット・デメリットの両方を確認し、自らの生活や資金計画・利用計画と照らし合わせて判断するようにしましょう。

なお、もし別荘を買わない決断をした場合は、コンドミニアムに目を向けるのも一案です。別荘にはないメリットがあるため、ネックとなっている部分を解消できるかもしれません。ぜひ検討してみてください。

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