沖縄での不動産投資におすすめのエリアとは?物件選びのポイントとともにご紹介
「沖縄で不動産投資を始めたい」と思いつつも、その舞台を決めきれず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、沖縄での不動産投資におすすめのエリアを7箇所ご紹介します。あわせて、沖縄で不動産投資をするにあたって押さえておきたいこと、不動産投資用の物件の選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
沖縄で不動産投資をするならココ!おすすめのエリア7選
沖縄での不動産投資におすすめのエリアは、主に「名護市」「恩納村」「北谷町」「浦添市」「那覇市」「豊見城市」「糸満市」の7箇所です。それぞれの特徴を把握して、自らの投資スタイルに合っているかどうかを確認しましょう。
1.名護市
名護市(なごし)は、沖縄本島北部に位置する総面積210.90平方キロメートルの地域です。沖縄自動車道(高速道路)を経由した場合、那覇空港から約1時間でアクセスできます。
そんな名護市の特徴は、名護岳や嘉津宇岳(かつうだけ)、さらにはブセナビーチやカヌチャビーチなど、緑と海に囲まれた立地であることです。自然が豊かなので、この地で不動産投資をすれば非日常的な空間を求める観光客からの宿泊需要が大いに見込めます。
参照:名護市の紹介|名護市役所
2.恩納村
恩納村(おんなそん)は、沖縄本島北部に位置する総面積50.82平方キロメートルの地域です。沖縄自動車道(高速道路)を経由した場合、那覇空港から約50分でアクセスできます。
そんな恩納村の特徴は、北部にも南部にも行きやすいところです。沖縄本島のほぼ中央にあるためどこにでもアクセスしやすく、例えば沖縄美ら海水族館までは車で約1時間となっています。
この他、恩納村には観光スポットが多く点在するリゾート地としての一面もあります。さまざまな娯楽を楽しめるため、ここで不動産投資を行えば観光客による宿泊需要を獲得しやすいでしょう。
参照:恩納村の概要|恩納村
3.北谷町
北谷町(ちゃたんちょう)は、沖縄本島中部に位置する総面積13.91平方キロメートルの地域です。沖縄58号線を経由した場合、那覇空港から約40分でアクセスできます。
そんな北谷町の特徴は、異国情緒漂う街並みです。まるで海外にいるかのような雰囲気の中、ショッピングや食事を楽しむことができるため、地元民はもちろん観光客からも支持されています。この点から、北谷町で不動産投資を行った場合は、宿泊施設として県内外から安定的な需要を得られるでしょう。
参照:北谷町の紹介|北谷町
4.浦添市
浦添市(うらそえし)は、沖縄本島中部に位置する総面積19.44平方キロメートルの地域です。沖縄58号線を経由した場合、那覇空港から約30分でアクセスできます。
そんな浦添市の特徴は、那覇市に隣接するベッドタウンであることです。スーパーをはじめとする生活施設が充実している他、沖縄都市モノレール ゆいレールの路線が延長したことで交通面もより便利になったため、生活しやすいといえます。この点から賃貸需要を獲得できる可能性が高く、安定的な不動産投資を実現しやすいと考えられます。
参照:浦添市の人口|うらそえ
5.那覇市
那覇市(なはし)は、沖縄本島南部に位置する総面積41.42平方キロメートルの地域です。那覇空港や県庁があることから、沖縄県の中心地といわれています。
そんな那覇市の特徴は、大都市ならではの利便性と住みやすさがあるところです。市内に沖縄都市モノレール ゆいレールが通っている他、バスの路線も多いため、移動に困ることはありません。また、大型ショッピングセンターも複数点在していることから、生活しやすいといえます。
さらに、那覇市は他のエリアに比べて家賃相場が高いため、不動産投資をする中で住居者さえ見つけられれば安定的に家賃収入を得られるでしょう。
参照:位置・面積|那覇市
6.豊見城市
豊見城市(とみぐすくし)は、沖縄本島南部に位置する総面積19.31平方キロメートルの地域です。国道331号線を経由した場合、那覇空港から約20分でアクセスできます。
そんな豊見城市の特徴は、観光地として定着しつつあるところです。那覇空港から短時間でアクセスできる上に、「瀬長島ウミカジテラス」や「DMMかりゆし水族館」などの観光スポットもあるため、観光客だけでなく地元民も多く訪れます。この点から、豊見城市で不動産投資を行えば宿泊施設・賃貸物件としての需要を大いに得られると考えられます。
7.糸満市
糸満市(いとまんし)は、沖縄本島南部に位置する総面積46.60平方キロメートルの地域です。国道331号線を経由した場合、那覇空港から約20分でアクセスできます。
そんな糸満市の特徴は、将来性があるところです。2019年に沖縄都市モノレール ゆいレールの路線が浦添市まで延長しましたが、現在糸満市まで延長する計画が立てられています。これが実現すれば、賃貸需要はもちろん、宿泊需要も高まることが期待できるため、将来を見据えて不動産投資の舞台に選ぶのも良いかもしれません。
参照:糸満市の位置|糸満市
既存の公共交通ネットワークの一部に延伸等によりモノレールを導入した場合の効果・影響等検討結果概要|沖縄県 企画部 交通政策課
沖縄で不動産投資に挑戦!押さえておきたい2つのこと
沖縄で不動産投資に挑戦する際は、以下の2つのことを押さえておきましょう。
1.沖縄は借家率が高い
沖縄県が発表しているデータによると、沖縄の借家率は全国平均よりも高くなっています。
時期 | 平成10年 | 平成15年 | 平成20年 | 平成25年 | 平成30年 |
全国 借家割合 | 38.1% | 36.6% | 35.8% | 35.5% | 35.6% |
沖縄 借家割合 | 43.5% | 46.5% | 48.7% | 49.8% | 49.5% |
この結果から分かることは、「沖縄はアパートやマンションに対する需要が高い」ということです。そのため、沖縄で地元客をターゲットに不動産投資をするのであれば、アパートまたはマンションを購入したほうが良いでしょう。
2.地価が上昇傾向にある
国土交通省が発表している「令和2年都道府県地価調査」によると、沖縄は住宅地の対前年平均変動率がプラスになっている都道府県のひとつです。
都道府県 | 宮城県 | 東京都 | 福岡県 | 大分県 | 沖縄県 |
変動率 | 0.1% | 0.2% | 0.8% | 0.1% | 4.0% |
この結果から、沖縄の地価は上昇傾向にあると分かります。
地価が上がれば、不動産投資において物件を売却する際に利益を得やすくなるため、将来的にこの点は大きなメリットになるといえるでしょう。
押さえておこう!沖縄で不動産投資をする際の物件選びのポイント
沖縄で不動産投資をするにあたって、物件を選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
利回りを重視しすぎない
不動産投資が成功するか否かを左右するといっても過言ではない「利回り」ですが、物件選びでそれだけを重視するのはよくありません。なぜなら、高利回りでも入居率が低い物件もあるからです。
地元民からの賃貸需要、観光客からの宿泊需要の両方が見込まれる沖縄でも、入居率が低いと赤字になる可能性があります。そのため、利回りだけでなく入居率も必ず確認するようにしましょう。
沖縄の特徴を踏まえて検討する
上述のとおり、沖縄は借家率が高い地域です。そのため、不動産投資をする上で地元民をターゲットにするのであれば、アパートまたはマンションを購入するのがおすすめです。
この他、借主が国となる軍用地に目を向けるのも良いでしょう。一般的な不動産投資のリスクである「空室」「家賃滞納」が起こる可能性が低いため、安定的に収益を得ることができます。
駐車場の有無を確認する
沖縄は、日本屈指の車社会です。沖縄都市モノレール ゆいレールやバスが運行しているとはいえ、自家用車を所有している世帯がほとんどです。
そのため、不動産投資の物件を選ぶ上で駐車場の有無は必ず確認することをおすすめします。駐車場
がある物件を選ぶことで、地元民はもちろん、レンタカーを利用する観光客からも選ばれやすくなるでしょう。
まとめ
沖縄には、不動産投資に適したエリアがたくさんあります。それぞれの特徴を確認して、自らの不動産投資計画・ターゲットに合ったところで運用を始めてみましょう。
なお、不動産投資についてもし分からないことがあれば、お気軽に穴吹興産株式会社にご相談ください。